サポート
修理とメンテナンス
人形の修理について
30年程前に祖父母から贈ってもらった節句人形を、昨年生まれた子どもに引き継がせたいと考えています。
髪の毛の乱れや顔の汚れがあり、部品も一部壊れて錆びているのですが、修理をするのにどのくらいの費用がかかりますか?
10年程前の人形は修理や部品交換等が可能な場合が多いですが、それ以前の人形は素材や製法が大きく異なっているため、手直しする程度の修理になる可能性が高くなります。
特に頭の交換はできる限りさけ、あるがままの形での補修を心掛けております。
費用は状態によって異なりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
人形の保守について
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人形を箱に納める時は、羽根バタキでホコリやゴミをしっかり払い落としましょう。
(ホコリやゴミが人形の顔や衣裳につくと、顔がくもったり、衣裳が褪色したりします)
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人形の顔に手や指が触れるとしみや汚れの原因になる場合がありますので、特に注意しましょう。
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湿気を防ぐため人形を一体づつポリ袋に入れて密封し、新聞紙などですき間をうめて、中の人形が箱の中で動いたりぶつかり合わないようにします。
詰め物で人形が型崩れしないように注意してください。
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人形の保存場所は、湿気の少ない納戸や押入れの上段、天袋など、高い場所が適切です。
但し、乾燥しすぎると顔にヒビが入ってしまう事がありますので、時々風通しをすると良いでしょう。
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年に一度、十月ごろのよく晴れた日にカラッとした風にあてて虫干してください。
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五月人形は金具が多く使用されていますので、サビやすいものです。
特に金色の部分を素手でさわらないように注意が必要です。(手袋の使用をおすすめします)
万一、汗などがついてしまった時は、乾いたやわらかい布でよく拭き取りましょう。
人形供養
節句人形はお子様の身代わりに災いを祓うお守りであることから、節句人形は1人1飾りとされています。
お子様のお人形をお揃えになったら、ご両親のお人形は御礼の気持ちを込めて供養を行うのが習わしです。
お人形の代替わりを女の子は「めぐり雛」、男の子は「新(あらた)の鎧」といいます。
【人形供養開催日・開催時間】
2024年5月5日(予定)
午前9時より受付開始〜12時頃まで(ご祈祷は午前10時頃頃より執り行います)
【供養料】
こころざしとして、通常三千円〜四千円程頂戴しております。
(お人形の数・大きさにより異なります。当日ご相談ください)
【受付】
通常は当日の受付のみ承らせて頂いておりますが、新たにお人形をお揃えになるご家族に限り、いつでも承ります。
担当アドバイザーにお申し付けください。
【その他】
目・鼻のついたお顔のあるお人形が対象となります。
飾り台・付随品・ガラスケース等は別途廃棄料が必要になりますので、できればお人形本体のみをお持ちください。
【盆提灯・切子について】
お人形と同じく供養料をお願いいたします。
供養ご希望の方は、豊川店営業時間内に持込をお願いします。
玄関先に置いて行かれる方が稀にいらっしゃいますが、火災予防・防犯の面から固くお断りいたします。
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